「銀河英雄伝説」
ご紹介ですよ♪
えっと、「銀河英雄伝説」(原作 田中芳樹)は実は中学生の時から見てまして・・・今でもずっとファンです。
原作は長いシリーズの文庫(アマゾンにリンク)ででていますが、なんせ膨大なので、読み始めるには思い切りが必要です。
だから、アニメの方をオススメします。ちょっと絵が古いかな?って思うけど、そこまで悪くはないし、少女マンガ風でも少年漫画風でもないおちついた絵なので、たぶん万人うけするんじゃないかと思います。いちおう、アマゾンのリンクははったけど、めちゃくちゃ高いので、レンタルするとかがいいんじゃないかな?
アニメを進める理由はもう一つあって、作中ちょっと凝った表現だったり難しい言葉でぼやきが入るんだけど、アニメだとそこがちゃんと分からなくても、進んでいけば何のことだったかわかるし、楽しめるからです。中学生が見れたくらいですからね。ああ、それから、小椋桂さんがエンディングうたってるんですよね。劇中はほとんどクラシックのBGMです。
一言で言えばSF大河ロマンという分類になるんだろうと思います。銀河を二分して帝国と自由惑星同盟という二つの国(?)が戦うんですね。話はどちらの立場の人間も追っていきます。どっちがいいやつでどっちが悪いやつってのはないのです。どちらにも英雄がいます。まあ、こんなかんじ。世に出てからだいぶたちますが、今でも根強いファンを集める大作です。
中学時代なにがおもしろかったのかって考えると、多分戦略です。
ほら、ガンダムだと戦略とかあんまり関係ないじゃないですか。むちゃくちゃなスペック持ったモビルスーツが、一騎当千の戦いをしてしまって。あるいはスポコン風に追い詰められて急に強くなったりして。
そうじゃないところが面白かったのだと思います。三国志の赤壁の戦いをおもしろいと感じる人なら、きっとおもしろいと思うんじゃないでしょうか。そういう感じです。宇宙艦隊を何万隻もひきいて戦争するわけですから、個人のスペックなんてそれほど戦局に関係ないんですね。ただ、それを率いる人の心理とか戦略がかぎになってくるわけです。そのへんリアルです。
高校じぶんに面白いと感じたのは、一人ひとりの登場人物の人生。けっこうな数の登場人物が出てきますが、それぞれに個性があって人生があって、それをちゃんと書いてあるところが、面白かったんですね。このあたりは大河ドラマのノリかもしれません。色々葛藤があったり、人の個性がおもしろかったり。
基本的に自由惑星同盟の人たちは不真面目です。それぞれの国に英雄がいるんですが、同盟の一番の英雄にヤンという人がいます。この人が主役といってもいいぐらいの人ですが。大酒のみです。椅子にちゃんと座らないし、
「軍人なんて職業、まじめにやるほうがバカバカしい」
って考えてる人です。凡人の皮をかぶった天才ですので、戦いたくない彼の本心とは裏腹に、戦うといつも勝ってしまうわけです。辞表を出すタイミングをいつも逃してしまう人ですw私の一番お気に入りのキャラクターであります。そんなゆるい人格の人に引かれて集まってくる人たちもやはりどこかゆるいキャラです。みんな不良wちょいわる親父たちの集まりです。
それに敵対する帝国は、まじめな人ばっかりです。ゲキアツです。大儀のためとか忠義のためとか、志のまっすぐな人たちです。そして、選民意識がめちゃ強い。話し方もどこか固い武人と、高圧的な貴族の集まりです。
そんな帝国を野心家であり永遠の少年のような性格をした主人公ラインハルトが、なりあがっていきます。名前からも想像つくように見た目王子様キャラです。金髪の青二才です。めちゃ態度でかいです。だから嫉妬と謀略の嵐なんですが、そんな中を余裕しゃくしゃくと上り詰めてくのを見るのはなんだか爽快です。
そういう人間ドラマがおもしろいと思ってみてましたね。
そして、今。大人になってから見て、面白いとおもうのは全体感です。民主政治対絶対君主制っていう設定なんですが、それぞれのシステムの特徴をしっかりと捉えているところがすごいと思います。かつ、そのシステムの盲点だったり、問題点であったり。自分達の生きる社会に当てはめてみても考えるところがたくさんあって、興味深い。派閥にマスコミ、市場操作、イデオロギー、テロに衆愚。よくまあここまでといえるぐらいしっかりと盛り込まれていて、それらに対した主人公のぼやきが、なるほどと思うのです。でも、このぼやき。中学生には何をいっているのか理解できない部分が多かったんですよ。(それでも夢中になってみてた)大人になってみて「ああ、なるほど」って理解できた。
戦争っていうものを一人の権力者が作り出したものっていうふうにとらえずに、社会全体が生み出してしまったものとして捉えています。その土台の上に権力者がいるのですね。そしてバカみたいな理由で出兵をする様子なんかもとてもリアルだと思います。そしてバカみたいな理由で継続させたり。バカみたいだって分かってながらも巻き込まれていく様子も、でもそんな中でもあんがいしぶとく生きていく様子もリアルですね。
この世界には自分達の正義の反対側に、同じだけの質と量をもった正義が存在しているんじゃないかと思うんだ、なんてことをヤンがぼやくのですが、昔は「ええ?そうかな?なんで?」って思ってた。それが最近それもそうかもって思うようになったんです。ここ最近のブログにそういう話題が多いので思い出して、また最初から見たくなったのですよ。
この機会に、私と一緒に全エピソード、コンプリート目指しませんか?ww


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