実習終了
終わりましたぁ〜。4週間あっというまでした。
朝、静かに今までのことを振り返っていたんです。苦しかったり悩んだり、大変だったことばかりだったけど、クラスの皆の事は大好きなんです。明日から学校へ行けないなんて、4週間ずっとクラスのみんなのことばっかり考えてきたのに、その子達のところから離れるなんて、すごく違和感がありました。仕事に戻るというよりは、本来の場所から立ち去るような感覚。
このクラスで、この学校で、この先生達のもとで児童たちのもとで実習できて本当によかったと思えるのです。幸せだなと。実習前に「一期一会」の心構えでと指導されていたのを思い出していました。
いつもと同じように参観実習をして、授業をして、最後にお別れ会をしました。ただ、子ども達の空気がいつもと違っていて、ある子は悲しそうだったり、いつも元気なのに朝から元気がなかったり。「あのな、僕きのうはしょんぼりしててん」って言ってきてくれる子もいました。
ゲームをして、この間は木琴を演奏したのですが、今度はオカリナを演奏することになり、みんな退屈しないかな?と思いつつ、一曲だけ演奏。きのうリクエストされて、あわてて練習したのですが、まあまあうまく吹けて一安心。拍手もいただきましたよw
最後に一人一人に手紙をわたして握手をしました。手紙は前日に、クラスの子達全員に書いたのですが、すべての文末に「ありがとう」の文字を入れました。握手の後抱きつかれて泣きそうになったのですが、「先生いつも笑ってる」って言われたままの先生でいたいから、ずっと笑っていました。
お手紙がきいたのでしょうか。給食の時間に私が注意したことでブイブイ怒って「先生なんかはやく辞めたらいいねん」って言ってた子が、さかんに「ありがとう」と言って折り紙で花やら飛行機やらをくれました。ごめんなさいがいえるようになれたらいいのにねぇ。
クラスの子達からもお手紙いただきました。一人一人の個性が出てて、皆一生懸命書いたことがわかるお手紙でした。
子ども達を帰した後、先生方に御礼をいいつつ自分の日誌もかきつつだったんですが、いきなり慌ただしくなりました。隣のクラスが明日からインフルエンザのため学級閉鎖になったんです。私もお休みの間のプリントを封筒に入れたりする作業を手伝って、なんだかばたばたして最後終わってしまいました。でも、間一髪実習中に学級閉鎖やインフルエンザで休む事がなくて本当によかったです。一番心配してたんですがね。
研究授業以降、「先生に向いてると思う」と色々な先生に声をかけていただいたんですが、今日あらためて声をかけてくださった先生がいました。
「今まで色々経験してきたこと、遠回りしてきたこと、全部活かされてるわ。特に高学年の指導に入ったらそういう人生経験がないと、言われへんからね。先生は実習生っていう感じじゃないと思ってたんよ、最初から。それは悪い意味じゃなくてね。学生さんってどうしても自分のことだけで精一杯になってしまうやろ、でも先生はいろんな子どもをちゃんと見て声をかけてあげる余裕があるねん。それは、人生経験が人柄になって現れてるんやと思う。授業もみせてもらったけど、実習生のなかでは今まで一番やったからね、自信もって、ぜひ先生になってほしいと思うわ」
と言ってもらえました。最後に聞けたのが褒め言葉でよかったw
課題はたくさんあります。授業も、するたびに反省点があって、難しいなと感じます。児童との関わり方も、「どうやって言ってあげれば、どうやって接してあげれば、この子のいいとろを引き出せるんだろう」って分からなくなることもいっぱいあります。多分そういうことって、教師してたら一生悩み続ける課題になるんだろうけど。
正直、実習始まって3日目ぐらいには、「本当にこの仕事やっていけるんだろうか」という不安がピークにありました。子どもとの関わり方、自分の力不足を痛感して、本当にこの道で大丈夫なのかな?とも思いました。よく、「教育実習が終わって、教師になりたいと思うか、やっぱり無理だと思うかに分かれる」って言われるけれど、自分はなりたいって思えるんだろうか・・・色々考えました。
でもね、今まで生きてきて、乗り越えられなかった課題ってないんです。時間はかかりますし、労力もいります。でも、あきらめなければ何だって乗り越えられた。そう思ったら、すっと楽になって、後は楽しく実習できていました。
終わってみて心に残った気持ちは、やっぱり教師になりたいって気持ちでした。あの子達ともう一度あいたいし、これから出会うであろうたくさんの子ども達とも会いたい。力不足はあるけれど、そこは経験と勉強でなんとかなるところだから。
明日はこの教室にこないってわかっているけれど、いつものように、児童の机をきれいにならべて、黒板をきれいに消して、床に落ちている鉛筆を忘れ物入れにいれて。あの子はちょっと今日体温高かったなとか、あの子の椅子が傾いてるみたいだからなおしてあげないととか、気がついた事をメモに書いて担任の先生の机の上において。
「ありがとうございました。おせわになりました」
誰もいない教室に一礼して、私の教育実習は終了しました。
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コメント
おつかれ様でした!!
ずっとはじめから読ませてもらって,本当に短期間で色々な事があって,色々と子
供たちから学んでたんだなって思い,私も勉強になりました.
とっても楽しみにしていた実習,素晴らしい経験になってよかったね.
このはちんにしか出来ない先生になって下さい.
色々な回り道,経験,苦労をプラスのものにしてきたこのはちんだから,きっと子供
達の事きちんと対等に向きあっていける先生になれると思います.
近い将来にこのはちんが先生やっている所を見るのを楽しみにしてますね!
投稿: MK | 2009年11月 1日 (日) 01時07分
やっとここまできたかって感じだよ〜〜。
実習終わって「楽しかったか?」って聞かれるとなんとも即答しかねるんだけど、「またやりたい?」って聞かれたら迷わず「やりたい」って答えるだろうね。
仕事にもどってみて、自分がシフトチェンジしているのがわかるよw休日モードで今までの仕事をしている私。疲れ具合がぜんぜん違うよ。子どもと一緒にいると、怒ったり、笑ったり、悲しかったり、嬉しかったり。本当に喜怒哀楽が一日に何度も入れ替わるので、心も顔も色々と今まで使っていなかった筋肉を使うようですw
デスクワークでいかに表情筋を使っていなかったかがわかるよ。心も使う必要がなかったし。
今度会う時は先生になってからかな?何にも変わらない気もするけど、ぜひ私を見てくださいw
また詳しくは、今度話すときにね♪
投稿: MKさんへ | 2009年11月 1日 (日) 02時01分
実習おつかれさま!
このはさんにとって実りある体験となったようで良かったよ。
子供達は本当に正直で、思ったことを口にするし、態度にだすし、でも純粋に自分なりの善悪の判断をすることも出来る。
子供を教育することに寄って、自分自身教えられることも多いはず。
これからのこのはさんの人生、大いに期待しているよ☆
投稿: ヒロ | 2009年11月 4日 (水) 22時20分
ありがとうございます。
たいへんなことも多かったけど、本当にいい教育実習でした。
教師って、教える側だと思われがちだけど、たぶんずーっと教えられる側なんだと思いました。学び続ける職業、自分を成長させつづける職業だな、ってw
ひろさんの娘さんの成長も楽しみですねw「お父さん大好き♪」とか言われた日には、ルンルンですよw
投稿: ひろさんへ | 2009年11月 5日 (木) 23時01分